5月 032008
 

いつもはいつまででも寝てられるのに、旅に出るとほぼ日の出と共に起きることができます。
残念ながら、今回のフェリーは甲板に出ることができず、朝日を直接受けたり、潮風を感じたりすることはできませんでした。
ともかく日の出と共に起きたのですが、到着は12:05。しかもまだ途中寄港する松山にすら着いていないという…(汗。

結局、二度寝、三度寝しつつ大分港接岸まで待ちます。接岸してからバイクのところへ移動し、暗くて暑くて煙たい駐車場から出ると、南国らしい日光が降り注いでいます。九州へ来たんだなーというより、かつて数年を過ごした大分に戻ってきたなーって感じで懐かしさが溢れます。今回は食事を諦め気味なので、佐賀関方面への寄り道を諦め、別府へ向かいます。そうそう、ここからこんな風に…あれ?10号線ってこんなに広かったっけ?なんか3車線になってるなーと思いつつ、猿で有名な高崎山あたりで2車線に戻り、そうそう昔はこんなだったと思ったり。

あ、GPSロガーのスイッチ入れ忘れてる!
慌てて、停止してスイッチオン(汗。とりあえずルートというか予定は、別府~湯布院~久住。そこからは時間次第。

P1000579.JPG

R10を走り、県道500号で別府の坂を一気に登り、やまなみハイウェイの入り口である県道11号へスイッチします。九州出発前に交換したタイヤ(ミシュランのパイロットロード2)はバンディット+荷物くらいの車重だとグリップレベルも割りとイイ感じです。(頑張るとツルツルとしたヤバイ感じしますが)
しかし流石GW連休初日。やまなみハイウェイはメジャーすぎなのかかなり混んでます。まぁでも頑張って?と抜いていきます。

それにしてもバイク多いです。アメリカンがやっぱり一番多くて、ビッグネイキッド、オフ車、メガツアラーの順でしょうか。どこの休憩場所にもどの駐車場にもいっぱいいます。そういえばGW真っ盛りに休みを取ったのってここ数年は無かったかも?
由布岳からの展望台で少し写真を撮り、長者原の駐車場で休憩です。3年前にSSで来た時も長者原で休憩しましたね。あそこは九州でも好きな場所のひとつです。
信州のように森林限界を超えているわけでもないのに、山が青々としているのは毎年ちゃんと山焼きが行われているからなんですよね。青々とした斜面が綺麗です。

2時頃、長者原駐車場へ。休憩していると、手に包帯をしたライダー風のお兄さんが近寄ってきました。「失礼ですが…」と言いながら、新型バンディットと僕のいでたちを不思議に思ったらしく--
そうなんですよね。この季節のツーリングで着ていくのにピッタリなのがなく、いつものドカの革ジャンにドカのTシャツ、歩き回る事を考慮して、ダイネーゼのライディングシューズ、そしていつものブラックフラワーのメット。どこから見てもバンディットのライダーには見えないいでたち…(笑。周りのライダーからも相当変な人扱いだったに違いなく。
--声をかけてきたらしいです。

小一時間ほどお話をした後、走り出して阿蘇外輪山のまんなかあたり、県道11号の終点からR57を竹田の方にスイッチします。少し小腹が減ってきました。DOMで教えてもらったカフェ「SlowBeat」へ行くことに決定。オーナーさんとは一度DOMで会った覚えがあるんですよね。20kmほど竹田の方へ走ると、竹田ドライブインがあり、その少し先にカフェはありました。
雰囲気の良い外観の建物に、赤のモンスターが停めてあり、「DUCATI」のフラッグがかけてあります。間違いなくこの店ですね。
お店に入り、カウンターに座って、オーナーさんと挨拶をすると、なんとなく覚えていてくださりました(笑。
それから、手作りケーキ(白桃のムース)とコーヒーを2杯頂きながら1時間半ほど色々とお話をして、お店を後にしました。
そういえば僕が到着する直前くらいにDOMのお客さんのモンスターが出て行ったとの事でした。女性ソロツーリングだったらしいです。名前とモンスターになんとなく覚えがあるものの、話をした覚えはないんですよねー。

「SlowBeat」で教えてもらった、お薦めキャンプ場の方へ進路を向けます。竹田ドライブインの交差点を北へ向けます。この道がまたエエ感じでした。余野コンまでの道風で30kmほどあります。楽しく走って、キャンプ場着です。そこもキャンプ場はオンシーズンだけで、カフェをやっておられるそうです。店名は「BoiBoi」。丘の上のカフェと書いてあるとおり、丘一帯がキャンプ場になってて、南に阿蘇山(根子岳、高岳、烏帽子岳の総称)、北に久住連山と凄いロケーションでした。
「SlowBeat」から連絡を入れてもらってたので、キャンプ場利用と食事もすることができました。キャンプ場にしてはかなり高い料金(2300円)でしたが、このロケーションならと今日の寝床はココに決定。あ、カレー+コーヒーも高かったなぁ(1360円)。まぁGWだからと諦め。

この絶景ロケーションからかファミリーで来ているオートキャンパーも居たのですが、それらからは離れた丘のてっぺんあたり、カフェの建物の近くに陣取り設営。温泉セットを持って、これまた「SlowBeat」で聞いた「であいの湯」へ向けてR442を東へ下ります。途中、スーパーがあったので、店が閉まる前にビールx2とミネラルウォーターを購入。「であいの湯」は知らないと言うので、お薦めの温泉を紹介してもらいました。県道30号を北へ向かい、「ほていの湯」着。

「ほていの湯」は地元の人達の銭湯っぽい感じで町営でした。内湯が1、露天が1。お湯は少しぬるぬるとした透明の良いお湯でした。でもちょっとぬるかったなぁ。料金は500円。風呂から出ると完全に陽は落ち、街灯のない道は真っ暗でした。そういえば今日はワインディングを楽しみすぎたのか、ガスが残り少なくなってしまいました。明日のルート選びに影響がでるかもと少し心配しながら、テントまで戻ります。

僕の目では、大阪の空に星はひとつも見えませんが、ココはそれこそ満天の星空が見えます。星空をみると、北斗七星が…そこから北極星を見つけられます。北斗七星はおおぐま座、北極星はこぐま座だったと習った覚えがありますが、北極星を見つけられると、北が分かって少し安心できます。あ、北枕注意ですね(笑
ランタンの灯りをみながら、ビールを飲み、ウィンナーを買ってくるのを忘れたことに気づきます。しかも明日の朝パンまで忘れるとは…。
夜中にタヌキ?イタチ?らしき小動物がテント脇を何度か通っていきましたが、それ以外は静かに更けていきました。

(本日走行距離:210.8km)

GPS地図

P1000582.JPG

P1000584.JPG

P1000590.JPG

P1000595.JPG

P1000599.JPG

P1000600.JPG

P1000602.JPG

P1000606.JPG

P1000613.JPG

P1000616.JPG

P1000619.JPG

  2 Responses to “来て良かった!! (5/3)”

  1. いろいろ大変だったようですね。お体はいかがですか?
    GW満喫の青空が綺麗な写真ですねー。
    カレーが美味しそう。
    僕も旅行いきたいっす(^^)

  2. >sakasakaさん
    再発するんじゃないかと少しドキドキでしたが、今も大丈夫みたいです(汗
    九州にいる間の天気は本当に晴天でした。
    しかも夏日?で30度オーバーという…
    でも荷物の積み方がよくなくて、せっかくの晴天光線なのに、
    ほとんどLUMIXで撮っちゃってるんですよね、、、(反省

 Leave a Reply

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

(required)

(required)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください