10月 132020
 

ちょっと前のこと。今夏、初めて星景写真を撮りに行った
ペルセウス座流星群。三大流星群のひとつで唯一夏の大流星群
楽しんでるInstagramで素晴らしい星景写真を撮る人たちに感化された

レンズ、撮影地、天気、月齢、撮り方など色々調べて
嫁さんに若干呆れられながら、19時にカメラ機材沢山リュックに詰めて一人高速に飛び乗った

基本的に真っ暗なところを899で走るのは苦労する
最近のドゥカティはだいぶマシになったとはいえ夜間走行のことはあまり考えられていない(と思う)
国産はどれもそうだと思うけど以前乗ってたバンディット1250はライトの配光も抜群だった

真っ暗な道を獣の声にビビりながら山を登っていく
登っていった先には………
天体ファンでビッシリでした…(呆然
こんなことではオートバイ+星なんて撮れない
どうしよっかなって迷ってたら、Instagramで憧れる星景写真を撮る人のオートバイが
真っ暗な中で話しかけたら話弾んで、とりあえず別の場所で撮るということになって
明け方まで二人で話をしたり黙々と写真を撮ったり、1.5人くらいの距離感の時間でした
それはとても心地よかったし楽しかったんだ

そんな楽しかった僕の新しい楽しみ、星+オートバイ写真撮影に出かけたい次の大流星群は12月上旬までないけれどタイミングないかなと探してた

 

とてもとても長い前置きだったけど
2020/10/13の話
狙ってた晴天で新月期、京都で夜仕事の日とマッチした
嫁さんにはまた呆れられたけど、こっちはもうウキウキ
リュックには仕事道具のMacbook Pro 15インチが入ってしまうので、レンズは20mm一本のみ
あとは三脚とストロボ、手元用のLEDランタンを入れて899に乗って京都へ

仕事が終わって、23時頃から京都美山かやぶきの里へ向かう
ツーリングで使う道はオートバイを走らせるのに楽しいけれど夜間は危険なだけなのでR9を園部まで。そこからはいつも通りで。
園部から先では流石にすれ違う車両はほとんどいない
何かを運んでるトラックが2台、地元の車が3台いたくらい。みんながよく休憩ポイントにする道の駅美山ふれあい広場近くで、夜ツーリング?してるのか4台くらいのオートバイとすれ違った時はちょっと驚いたけど、基本的にずーっと一人だった

真っ暗な道の駅に寄ることもなく、かやぶきの里到着は0:30くらい
暗くて見えなかったけど駐車場の前くらいでエンジンを切り、有名な赤ポストの前まで押していった
住んでる人や民宿になっている、かやぶき屋根近くへオートバイで近寄るのもストロボ炊くのも流石に躊躇ってしまって、かやぶき屋根+星は諦めることにした

かやぶきの里より少し奥に行くとガソリンスタンドがあるのだけど、その近くが暗かったので遠目にかやぶき屋根が入ればいいかなと撮りはじめた
人家の側でひとり撮影準備してる姿はきっとメチャクチャ怪しい
あたりは真っ暗でエンジンも切ってると獣の声もする
これはなかなかな趣味になってきたなと思う

あらかじめ知っていたけど天気予報では23時頃は雲予報、0時頃から晴天予報だったのだけど、完全な晴天とならず、あれこれフレーミングに試行錯誤したが、あまり良い写真は撮れなかった
それ以上時間が過ぎても天の川の明るいところは地平に降りてこないので帰る方向へ

もうすっかり冷えて気温は13℃くらい
道の駅美山ふれあい広場で少しだけ休憩した
缶コーヒーで少し温もって、帰り道、拓けていて真っ暗そうなところはどこかなと思い出しながら目星をつけたところへ
街灯が切れたところは真っ暗で、空を見上げると満天の星(京都・亀岡方向は明るいけどね)
何もない道ばたで撮影しますよっと
誰も通らないけど、誰か通ったらどんな反応なんだろうとちょっと考えながら
星+オートバイや自撮り含めて撮影した

せっかく来たのに撮った枚数が十数枚はもったいないと誰も通らないトンネルでも少し撮影を楽しんで帰阪した
最近夜間もオートバイや車が来て喧しいと噂のコンビニも流石に2時を過ぎてるとトラックのお兄さんがいるくらいだった
煩いと思われたくもないのでスルーして新御堂筋へ通じるトンネルへ

オートバイをガレージに入れ、こっそり帰宅したらすでに4時だった
でも、そこから現像作業がまた楽しくて貫徹となった
星撮影はたまらなく面白い

 Posted by at 11:59 PM

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